地口行燈(じぐちあんどん)
地口とは、江戸中期ごろから流行した駄洒落の一種で語呂合わせのことです。例えば、「舌切り雀」を「着たきり雀」、「猫に小判」を「下戸にご飯」といったようなものです。
その地口の多くは戯画を添えて行燈に描かれ、祭礼の折などに路傍に立てかけたり軒先に掛けたりしました。
東京の神社や静岡の三島では、今もこの風習が残っています。歌舞伎座や周辺の神社では、二の午祭りに合わせて毎年2月興行の間、各所でこの地口行燈が飾られます。
地口とは、江戸中期ごろから流行した駄洒落の一種で語呂合わせのことです。例えば、「舌切り雀」を「着たきり雀」、「猫に小判」を「下戸にご飯」といったようなものです。
その地口の多くは戯画を添えて行燈に描かれ、祭礼の折などに路傍に立てかけたり軒先に掛けたりしました。
東京の神社や静岡の三島では、今もこの風習が残っています。歌舞伎座や周辺の神社では、二の午祭りに合わせて毎年2月興行の間、各所でこの地口行燈が飾られます。